毎月分配金が高い(300円)投資信託は、基準価格、分配金ともに下がっていく可能性が高いのか調べてみる
投資信託で分配金が高いとは、どの位の基準を指すのか明確な基準がないように思えますが、ここでは分配金300円出したことのあるファンドを取り上げます。分配金が高いと儲かりそうな感じがしますが、高い分配金を維持するためには、純資産が増え続けないと分配金を支払い続けることができないため、基準価格、分配金ともに下がっていく可能性が高いのではないでしょうか。と考えていました。
実際に6ファンド調べた結果、現在運用中のファンドで基準価格、分配金とも大幅に下がっているのは、ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月分配型)、日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)、T&D-ブラジル株式ツインαファンド(毎月分配型)ツインα・コースの3ファンドでした。
三菱UFJ Jリートオープン(毎月決算型)(途中から分配金300円になり、それ以降基準価格は下がり続けています。)、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり) 予想分配金提示型(S&P500株価指数をベンチマークしています。)は、投資信託スタートの基準価格10,000円を超えており、なおかつ分配金300円です。数年後はどうなるのでしょうか。
※基準価格、分配金は2021/1/8現在です。
設定日:2011/11/1 基準価格:2,100円 分配金:70円
設定日:2014/4/4 基準価格:1,278円 分配金:10円
T&D-ブラジル株式ツインαファンド(毎月分配型)ツインα・コース
設定日:2014/12/22 基準価格:522円 分配金:20円
設定日:2010/10/25 基準価格:13,795円 分配金:300円
※2017年06月12日から分配金300円を出しています。2017年06月12日の基準価格は、23,353円でした。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり) 予想分配金提示型、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
Cコース 設定日:2014/9/16 基準価格:12,133円 分配金:300円
Dコース 設定日:2014/9/16 基準価格:11,784円 分配金:200円