アナ・キーゼンホファー選手(東京2020)の走行データ

東京2020オリンピック女子個人ロードレ―スの金メダリスト アナ・キーゼンホファー選手の自転車などの走行データについて調べてみた結果です。

※下記youtubeの動画は、オリンピック公式アカウントが公開している東京オリンピック女子ロードレースの一部始終です。再生不可になる可能性があります。予めご了承ください。

ロードバイク

スコットのADDICT RC PRO?ぽいです。(間違っていたらごめんなさい。)

なぜなら、フレームの形状、色が同じ、DURA-ACE Di2ぽいからです。標準のタイヤは、700×28Cのサイズが装着されているようです、フレームが対応している最大タイヤ幅は不明です。シートポストは、あまりオフセットしていないのですね。

何だか色々カスタムされてます。リアディレイラーは、ビックプーリーが付いてます。クランクは、DURA-ACE(FC-R9100)ではない5アームのものに換装されているようです。

アウターローで坂を登るアナ・キーゼンホファー選手と自転車

ヘルメット

KASK PROTONEです。個人的にカスクのヘルメットは、軽量でキノコ頭になりにくいデザインで格好良いと思います。そういえば、PROTONEは男子個人ロードレースで優勝したリチャル・カラパス選手も同じ白色を使用していました。このヘルメットは、正面から見るとVICTORYのVの字のように見えます。

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速さ計算

走行距離:137km

優勝タイム:3:52:45

速さ:35.31686km/h

ケイデンス

レースの一部始終を観ました。ケイデンス(1分間のクランク回転数)があまり落ちず一定です。リアルスタートでスタートダッシュして逃げ切っての優勝です。また、2位以下の選手達に何か大幅に遅れるような、例えば、集団で落車したなどの大きな事故が起きたような場面はありませんでした。これは実力だと思いました。(リアルスタートする前は、もっとも後方を走っています。)

フルタイム2020東京2020オリンピック女子個人ロードレース

計測方法は、上記の動画から、10秒間のペダル回転数を計測しました。大体こんな感じでした。

リアルスタートダッシュ:19

登り:16 

平地:17

下り:18

その後、1分60秒なので、6を掛けると・・・ケイデンスは以下です。

リアルスタートダッシュ:114

登り:96rpm

平地:102rpm

下り:108rpm

結果、 継続的に96~114rpm位のケイデンスで走っていると考えられます(><)

ペダル1回転で進む距離

上記の結果から、平地でのケイデンス102rpm、時速35km/hと仮定した場合、ペダル1回転で進む距離は、

  5.72mでした。

転がり及びペダル回転数から走行速度を計算する計算器

さらに実際に装着されているタイヤ幅は不明ですが、標準のタイヤ幅700×28cのため、外径678mmと仮定します。

自転車のタイヤ及びリム寸法

ペダル1回転で5.72m進もうとした場合のギア歯数の前後の組み合わせは、こちらも不明ですが、コンパクトクランク50T、タイヤ外径678mmとした場合、リアスプロケット18Tで5.9m、19Tで5.6mでした。

多段転がりシミュレータ

その他

・基本的にボトムブラケットを握っています。たまに下ハンドルです。

・あまり身体を動かしたりする乗り方ではないので、省エネな乗り方なのかもしれません。

・ユニフォームの色は赤白です。

レース前の冒頭で気温33度と表示がありました。服の色で表面温度が変わるようなので、衣服内温度などの変化により体調に何かしらの影響があるかもしれません。

熱中症予防に効果的な服の色は?表面温度は20℃の差

ライダーが身体能力を効率良く発揮できる理想的な衣服内温度は、37°Cであることが研究により明らかになっています。

シマノキープ37°Cのコンセプト

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