ホーザンC-402でBBネジ修正のためタッピングしてみた結果

Vitusのロードバイクにシマノホローテック2BBのSM-BBR60(右側)を付けようとしたところ、僅かに隙間が空いてしまいました。
コストパフォーマンスの高いVitus – Razor Disc (2019 – Claris)
ネットで調べていたら、ホーザンC-402タップハンガー(BC1.37×24(JIS))でBB内のネジ山を修正すれば、手で回してスルスル入るようになるかもしれないことを知ります。サイズも合っています。しかし、以下のように買わない理由は、いくつかあります。
・1回使ったら、しばらく使う予定はない。
・初めて作業するので、ネジ修正が真っ直ぐすることができずに失敗するかもしれない。
(自転車屋さんに依頼すると3000円~3500円位が多いようです。)
・ホーザンC-402¥12,834、切削オイル¥637、(2021年7月22日当時)購入すると、合計¥13,471円します。
購入するか迷いましたが、ブログのネタにするために購入して使ってみました。
使い方は、ブログだったり↓
youtubeの動画を参考にしました↓
BBハンガータップ
使用物
これを使うと仕上がり精度の向上、タップ、ドリル等の工具の寿命を延ばす、切削屑の排出を促し、飛散を抑える効果があるようです。
・モンキーレンチ
・軍手
・ペーパータオル
切削オイルが床に直接かからないようにするため、切削が終わった後、BB内を綺麗にするためです。
作業開始!
自分は手先は不器用です。
右側のため逆ネジです。タップハンガー本体の刻印にLHと書いてあるほうを使用します。
LHは逆ネジを表します。慎重に真っすぐ入れて、モンキーレンチを左に回します。

ある程度入ったら、各溝に切削オイルを垂らします。

左にぐるぐる回して向きを変えて、各溝に切削オイルを更に垂らします、



何だか固くなってきたので、体重を掛けないと回らないので、少しずつ回していき、切削オイルを垂らして、その繰り返しです。

奥まで入ったので、右に回してタップハンガーを取り出します。固くなる時がありますが、

切削屑が出てきました。


完全に取り出しました。切削屑まみれです。

BB内部は汚れています。こちらも切削屑まみれです。

ペーパータオルでBB内の切削屑を拭き取りました。ネジ山が綺麗にできたように見えるのですが、目的であるホローテック2BBは、手で回してスルスル入っていくのでしょうか・・・・

手で回してスルスル入りました。隙間も空きません。結果的にチャレンジして良かった・・・

最後にホローテック2BB(SM-BBR60)は、40N・m位で締め付けました。

以上、フレームのBBを加工するという、やや難易度高めの作業だと思っていたのですが、何とかホローテック2BBを取付けるという目的は達成することができました。
追記:2021/10/17
もう使わないと思ってメルカリで売りました。ドリルオイルとセットにして、7000円(送料込み)で売れました。
