シマノ唯一?BR-RS305(機械式フラットマウントディスクブレーキ)の使用レビューします

シマノのロードバイクのディスクブレーキといえば、油圧式が主流ですが、機械式ディスクブレーキは、どんな感じだろうと思い、使ってみることにしました。

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機械式+フラットマウント規格の組み合わせのディスクブレーキキャリパーのシマノ製品は、BR-RS305が唯一?だと思われます。

フロントBR-RS305&SMRT99-A-SS
リアBR-RS305&SMRT99-A-SS

以前、テクトロのMD-C510といフラットマウント – 機械式ディスクブレーキのキャリパーを使っていたことがあります。その時の感想としては、レバーが固くて、あまり効かないという感じでした。後、音鳴りがしていたような・・・

ただ、ブレーキの種類は違いますが、テクトロのリムブレーキは、しっかり効きます。

テクトロR313キャリパーブレーキが良く効くお話し

そのため、もしかすると取り付け方や調整が上手くできていなかった可能性があります。

BR-RS305の互換性について

BR-RS305に互換性があるデュアルコントロールレバー、ディスクブレーキローターは、

シマノ公式の互換性情報ページから確認が可能です↓

https://productinfo.shimano.com/#/com

デュアルコントロールレバーは、ターニー(ST-A070)は互換性がないことになっていますが、クラリス(ST-R2000)、ソラ(ST-R3000)、ティアグラ(ST-4700)105(ST-R7000)、アルテグラ(ST-R8000)、デュラエース(ST-R9100)等とは互換性があります。

ディスクローターは、なぜか?たとえば、パッド材質 パッドタイプ、ローターサイズ同じですが、SM-RT900-SS 等と情報ページ上は互換性がありません。(黒いフィン?の面積が大きいから横風の影響を受けそうですが、実際どうなんでしょう・・・)

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ん~気になって眠れなくなって(←それは嘘です。)

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に電話して確認したところ、最初はアーム?ブレーキパットがぶつかってしまうというお話しだったのですが、何がぶつかるのか具体的に聞き直したところ・・・確認のため保留後・・・ロード、マウンテンの区分?で分けていましたが、実際は使えます。との回答でした。

そのため、BR-RS305キャリパー+SM-RT900-SSの組み合わせで実は使えるようです。

BR-RS305のブレーキの効き具合

140mmのディスクブレーキローターを使用する場合、160 mmのディスクブレーキローターより制動力は低下します。使用目的に合った制動力があることを確認してください。140 mmディスクブレーキローターは、リア使用時にのみお勧めします。

シマノ互換性情報ディスクブレーキキャリパーとディスクブレーキローターの互換性NOTE

ローターサイズが大きいほうがブレーキの制動力が上がるらしいので、本当は前後160mmにしたかったのですが、在庫がなかったので前後SMRT99-A-SS 140mmを選択しました。

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メーカーとしては、リアのみ140mmをおススメしているようですが、前後140mmでも、平地をメインに使用する自分にとっては、問題にならない制動力です。

140mmで効かない場合は、160mmに交換しようと考えていたのですが、その必要もありませんでした。たまたま在庫がなくて、仕方なく140mmにしたのですが、140mmのほうが小形なので、こちらのほうが個人的に外観は好みです。ということで自分を納得させます。

実際、時速25~30キロ位で走っている時にランニングしている人が急にUターンしてきたことがあり、急ブレーキを掛けました。相手がこちらの自転車に気が付いて、止まってくれたこともあり、ギリギリぶつからずに済みました…

その時の制動距離がどれくらいだったか不明ですが、しっかりブレーキが効いてくれたおかげ助かったという気持ちがあります。

とはいえ、過去、GIANT TCR ADVANCED 1 KOM(2017)をレンタルしたときに付いていたシマノアルテグラ(BR-6800)のほうが良く効きます。制動力の違いがわかります。アルテグラは、ギュと停止できる感じです。

ディスクローターにパットが当たっちゃうので解消

自転車をディスププレイスタンドに載せて、リアタイヤを手で回すとリアのブレーキキャリパーから何やら「シュッシュッ」と音がします。

どうやら、ディスクローターの一部がパットが当たっちゃうので「シュッシュッ」と鳴ってしまうようです。

そこで、昔買ったこのディスクローターを中央にするツールを使用して、リアのブレーキキャリパーを再度取り付けます。

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センターリングツールをディスクローターに差し込みます。
長いソケットを使用しているのは、ディスクローターにトルクレンチが当たってしまうので締め付けらないからです・・・

取り付け後にリアタイヤを回すと接触する面積が減ったので、「シュッシュッ」から「シュッ」に変わりました。効果があり改善しましたが、まだ接触するので、どうしようかとネットで調べていたら、ディスクローターが少し歪んでいるので、パットが当たっている部分をわずかに曲げてまっすぐにするということでした。

問題なく曲げられるのであれば、別の工具で代用しても良いのかもしれませんが、失敗するかもしれないため、専用工具があることを知り、下記を使ってみました。

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結果、強く曲げすぎると、反対方向に歪んでしまうと思ったので、軽い力でディスクローターを「クイッ」と曲げたところ、接触はなくなり、音鳴りは全くしなくなりました。

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