GIANT TCR ADVANCED 1 KOM(2017)をレンタルして走った感想

ジャイアントストア前橋店さんにて「TCR ADVANCED 1 KOM(2017)」をレンタルして、利根川サイクリングロードを約80キロ程走ってきました。

「TCR ADVANCED 1 KOM(2017)」は、メーカー公式のページ↓を確認すると、「ヒルクライム入門仕様」と紹介されています。

GIANT TCR ADVANCED 1 KOM

自転車のレンタルは、新しい発見があり、おもしろいです。そして、輪行しないため、荷物が少なくて済むため楽です。

普段は2台のアルミロードバイク(フロントフォークはカーボンです)で走っています。

クロモリのロードバイクをお借りしたこともあります。

フルカーボン(フォーク、フレーム)のロードバイクに憧れていたので、一度フルカーボンのロードバイクで走ってみたいと思っていました。

さらに軽量カーボンロード(6kg台)、Di2デュラエース(di2アルテグラでも)に憧れます・・・

振動吸収性

振動吸収性ついては、普段乗っているアルミロード(vitus razor disc(2019)タイヤ:ザフィーロ・プロ30C、ジャイアントDEFY3(2012)タイヤ:ザフィーロ・プロ25C)と比較して、サドル、ハンドルから受ける衝撃が柔らかくなったなぁと、実感できるほどの違いは感じられませんでした。お店の方にに伺ったところ、空気圧は低めで、90psi(6.2bar)を入れているそうです。タイヤは「GIANT P-SL1 700x25C」です。この25Cタイヤより、空気量が多いザフィーロ・プロ30Cタイヤを装着しているvitus razor disc(2019)のほうが乗り心地は良いです。

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ただ、利根川サイクリングロードは、路面状況がゴツゴツしている箇所が多く、ロードバイクで走るには、あまり適していない気がします。また、路面に段差がある箇所も多く、路面から衝撃を受けやすいです。

振動吸収性を決める要因の1つとして、フレーム素材(アルミ、クロモリ、カーボン)よりタイヤ空気量の違い(材質もあるかもしれません。)のほうが影響が強いというのが今の所の結論です。

重量

本体Mサイズで重量7.7キロです。今回、お借りしたのは、XSサイズです。Mサイズより、フレームサイズが小さいため、更に軽いと思います。ただ、持ち上げると思っていたより軽く感じないのです。恐らく、ライト、トップチューブバック(中身はワイヤーロック、タイヤチューブ、タイヤレバーが入っています。)が加わっているため軽く感じないのだと思います。実際の重さは、計測していないため不明です。

直進安定性

直進安定性は、DFFY3(2012)のほうが高い気がします。ハンドルがぶれにくい気がするのです。(ステム長は同じ80mmです)ジオメトリーを確認すると、ホイールベースは、DEFY3(2012)(XSサイズ982.2mm)、TCR ADVANCED 1 KOM(2017)(XSサイズ972mm)10.7mmとDEFY3(2012)のほうが1.2mm長いのです。

ペダル

シマノPD-T421を持ち込んで取り付けていただきました。マルチクリートで固定力は最弱にしています。このペダルは、通常のSPDペダルより外しやすく、かといってペダルから外れやすいわけではないので、ペダルが外れなくて、立ちごけする心配は、かなり低いように思えます。

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クランク

アルテグラ(FC-6800)です。盲点だったのが、クランクアームとチェーンスティ内側のスペースが狭すぎて、ケイデンスセンサーが付かないことでした。

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クランクアームの内側にケイデンスセンサーを取り付けるとチェーンステイにぶつかります。

仕方ないので外側に浸けました。幸いサイクリングシューズには、ギリギリぶつからずに済みました。

カセットスプロケット

TCR ADVANCED 1 KOM(2017)は、ダウンヒル用に作られたマシンのため、34Tの軽めのギア比が付いています。平地メインで走るのであれば、34Tは軽すぎて、使用する機会は少ないので不要だと思いました。スプロケットの最大歯数26T、28Tあれば、個人的にOKです。

リアディレイラー

同じダブルテンションの10速ティアグラ(RD-4700)と比較して変速スピードは、あまり変わらないような・・・でも、アルテグラ(RD-6800)のほうが若干早いかもしません。

フレーム・フォーク

「ジャイアント」とロゴがあるダウンチューブはイエローに見えます。元々はオレンジです。お店の方に伺ったところ、ジャイアントストア前橋隣のガラス張りの立体駐輪場「サイクルツリー」にレンタルの自転車は保管されているようです。そのため、車体に日光が当たっている影響で変色してしまったようです。

ブレーキ

今回、もっとも普段乗っているロードバイクのブレーキ(テクトロR741、シマノBR-RS305)との違いを実感できたのが、シマノアルテグラ(BR-6800)です。スピード出してもより安心して止めることができる制動力を発揮してくれました。レバーも軽くカチカチ動作します。ブレーキシューは、恐らくR55C4です。シマノさんの製品の信頼性、パフォーマンスは高いと改めて認識しました。

フロントディレイラー

アルテグラ(FD-6800)ロングアームです。自分が思っていたより変速スピードは、ティアグラ(FD-4700)より早くありません。むしろ、ティアグラのほうがスムーズかもしれません。でも、変速調整が最適化されていない可能性もあるかもしれません。

サドル

クッションは固めです。自分には合わず30キロ位走った位でお尻が痛くなってきました。

ロードバイクをレンタルしたときの最大の問題点は、サドルがお尻に合わない問題が発生する可能性があることかもしれません。

でも、もしかしたら、お願いすれば普段使用しているサドルをお店に持ち込んで取り付けてくれるかもしれません。(完全に妄想なので、事前に電話などで直接お店に確認したほうが良いと思います。)

シートポスト

カーボンのエアロ形状です。高さを変えたいことがあるかもしれないと思い六角棒を持って行ったのですが、お店の方がサドルの高さをペダルが漕ぎやすい良い感じの位置に調整してくれたので、結局使いませんでした。

お店の方は、カーボンのため締め付け過ぎるとヒビが入ってしまうかもしれないと言ってました。カーボンはトルク管理がシビヤだと改めて感じました。

タイヤ

GIANT P-SL1 700x25Cです。

90psiと低めの空気圧でしたが、特に乗り心地が良いとは思いませんでした。「高剛性と軽量性を両立」とメーカーの製品ページで紹介されているため、乗り心地は最優先していないかもしれません。

STIレバー

アルテグラ(ST-6800)若干八の字になってました。これは「握りやすい」と思いました。STIレバーを真っ直ぐに握るより、手首が自然の形になるのです。これは自分のチャリにも取り入れることにしました。

トップチューブバック

スマホ、ワイヤーケーブル(鍵)が入り、すぐにサッと取り出せて便利でした。

しかし、走行しているとマジックテープの貼り付けが弱いからなのか、バックが横にズレてしまうのが難点です。

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