ジャイアント エスケープRディスク(2020)に試乗した感想
ジャイアントストアにて、2020年新発売のエスケープRディスクに約15分間試乗させてもらいました。
試乗するためには、名前、電話番号をタブレット端末に入力して、安全運転します等、3項目チェックします。また、ヘルメットを被る必要がありました。
この自転車でもっとも注目したい点は、油圧ディスクブレーキ(シマノMT200ポストマウント)が装着されていることです。軽い力で良く効きます。具体的には、指でブレーキレバーを引いて、自転車を止められる制動力です。今まで経験した自転車のブレーキの種類(Vブレーキ、カンチブレーキ、キャリパーブレーキ、ローラーブレーキ、機械式ディスク)でNo1の効き具合です。でも、シマノのVブレーキでも十分良く効くきます。たとえば・・
メンテナンスのことを考えると、ワイヤーで引くVブレーキほうが費用も低く、メンテナンスの難易度も低いのではないかと思います。
以前、トレックのクロスバイクFX3disc(2020年モデル)にも試乗したことがあります。こちらは、油圧ディスクブレーキ(シマノMT201フラットマウント)でした。効き具合は、ほとんど同等だと感じました。
そして、ジャイアントオリジナルのタイヤ700×30cの乗り心地が良いです。普段は700×28cの自転車に乗っていましたが、それと比較すると空気ボリューム量が多いためか、路面からの衝撃を吸収している様に感じます。28cより快適に走れそうです。
更にサドル(CONNECT COMFORT SADDLE)は過去のモデルより柔らかくなっていて、お尻が痛くなりにくくなっていると感じました。何年前のモデルかわかりませんが、エスケープR3をレンタルして、霞ヶ浦一周(土浦駅から反時計回り)1日に約133キロ程走った時は、サドルが合わず、お尻が少し痛くなりました。しかし、このサドルであれば痛くならずに長時間走れるかもしれません。
グリップも変更されています。素手で握りやすいと感じました。
パッと見た感じ違いがわかりませんが、実はフレームの形状も変更されていて、トップチューブとオフセットしているシートステーです。
短い15分間の試乗でしたが、全体的に快適性がUPしていると実感しました。この自転車なら、長距離を走っても疲れにくいかもしれません。
さんざん褒めてきましたが、強いてネガティブな点を上げると、重量11.5キロ(SIze:465mm)あり、VブレーキのエスケープR3(SIze:465mm 10.7kg)より少し重いたい点でしょうか。それでも、個人的に所有したいと思ってしまう1台でした。
これをきっかけに自分の自転車も機械式から油圧ディスクブレーキに変える決心が付いたのでした。
また、エスケープRディスクの700×30タイヤ幅の乗り心地の良さに影響を受けて、同じサイズ幅に交換してみました。
Vitus – Razor ディスク を700×30Cタイヤに交換したお話し
更ににシングルスピード化しました。
ロードバイクのシングルスピード+ディスクブレーキ+フラットバー化の魅力
そして、ついに2022年にVブレーキのエスケープR3を購入しました。